大阪市生野区

今里

大阪市生野区

鶴橋から近鉄線でひと駅の今里駅。各停電車しか止まらずローカル感漂う駅となっているが、地下鉄の今里駅からはかなり離れている。駅南側には大阪五新地の一つ「今里新地」があり昔から色街として栄えた土地でもあったが、近年は寂れる一方である。代わりに在日コリアンコミュニティの旺盛な生野区という土地柄か、元からニューカマー系韓国人経営の飲食店や食材店が多く、さらに中国・ベトナム人の集住傾向も強まっている。今の大阪市内では島之内と並ぶ外国人スポットだ。

歴史・街のうんちく

鋭意制作中

街のツッコミどころ

昔ながらの“料亭”は近年鳴りを潜めている代わりにベトナミーズ化が著しい「今里新地」
大阪市生野区・韓国人街とちょんの間料亭が入り交じる「今里新地」がどれだけヤバイか説明する
大阪のコリアタウンはいわゆる「オールドカマー」と呼ばれる戦前に日本に移住してきた在日コリアンが暮らす地域の数が多いのが特徴的だが、それとは別に「ニューカマー」、すなわちここ十数年の間に日本に移住してきた、あまり日本語がしゃべれない韓国人が集

今里新地/生野区新今里三・五丁目。昭和5(1930)年に芸者街として開かれたのが始まりとなる色街。元々から“娼妓”のいる花街で、戦後は赤線に移行。その後は飛田や松島同様の“料亭街”としての歴史を歩んできたが、近年はかなり寂れており、代わりに外国人コミュニティが地域内に進出。昔ながらの在日コリアン向け韓国料亭に加え、韓国・中国・ベトナム系の店舗がやたら多い。以前はオウム真理教進出騒動もあった。アウトサイダーの吹き溜まりである。

今里新地の一角にあった伝説の「開城食堂」
開城食堂
大阪市の東の外れ、コリアタウンとして名高い生野区の中でも滅多に観光客が近づかないのが「今里新地」という大阪五新地の一つに数えられる遊興地。ここはニューカマー系韓国人をはじめアジア系外国人やオウム真理教信者も住んでいる、まるで掃き溜めのような

開城食堂/今里新地の一角にあった韓国料理屋。特にここは韓国伝統の犬鍋「補身湯」を名物料理として出す事で知る人ぞ知る存在だった。日本国内で補身湯が食える店としては希少だったが、近年は店を畳んでしまい、子ども食堂になってしまったらしい。日本では禁忌とされる犬肉食であるが、大阪島之内や東京新大久保等に多数ある延辺料理屋では普通に扱っており、そこで提供される犬肉は中国や東南アジアからの輸入物が殆どである。

公共交通機関でのアクセス

近鉄大阪線・奈良線 今里駅

近隣エリア

タイトルとURLをコピーしました