大阪市住之江区

北加賀屋

大阪市住之江区
街レビュー(5段階評価)
商業集積度★★★☆☆
地価★★☆☆☆
治安★★☆☆☆
生活環境★★☆☆☆
教育環境★★☆☆☆
街のタイプどぎつい下町

満月ポンとお好み焼きとたこ焼きを食って育つしかない住之江区の下町

大阪市南部のドギツイ下町を走る四つ橋線沿線、住之江区に入ってもやはりドギツイ街が待ち構えている。駅前が市営住宅多めな北加賀屋駅前を少し歩くとアーケード街「加賀屋商店街」の入口が現れる。ネイティブ大阪人なら誰もが知ってる米菓子「満月ポン」の製造元、松岡製菓もこの街にある。一方駅の北側はガチな臨海工業地帯の一角を成しており、南大阪朝鮮初級学校もある。西成区南津守にも近い。

歴史・街のうんちく

街のツッコミどころ

相変わらずド下町感全開の「加賀屋商店街」。コナモン屋多め

加賀屋商店街/北加賀屋駅前から南に徒歩5分のアーケード商店街。全長400メートルのアーケードが連なるが、商店街の北から順に「HiHiカガヤ」「フラワータウン」「センターロード」「加賀屋一番街」と愛称がそれぞれ違う。複数の商店街振興組合に分かれていて名称がまちまち。コナモン系がやたら充実していたりスーパーも二軒あるなどすこぶる生活感の強い佇まいとなっている

大阪市交通局改め大阪市高速電気軌道の歴史が詰まった「緑木検車場」

緑木検車場/北加賀屋の名物と言えば「緑木検車場」。四つ橋線の車両が入庫する検車場となっているが、敷地内には「市電保存館」が併設され旧大阪市交通局時代からの市電や地下鉄の古い車両がいくつも保管されており、毎年11月の公開イベントでその姿を見ることができる。

大阪ベイエリアのガチ工業地帯に架かる「新木津川大橋」海面からの高さは50メートル

新木津川大橋/大阪市住之江区柴谷と大正区船町の間を繋ぐ橋。木津川沿いでは最下流部に位置し、船町側は千本松大橋同様のループ構造を持つ。大型船舶を通行させる必要性から海面からの高さが最高地点で50メートルもあって歩行者や自転車には利用が厳しい事が理由で、千本松同様に市営渡船(船町渡船場)が廃止されずに残っている。

出身有名人

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成田童夢・今井メロ・成田緑夢/2006年のトリノ五輪・スノーボードハーフパイプに出場した成田兄弟は住之江区加賀屋の出身(大阪市立加賀屋中学校卒業)。兄貴はスポーツの世界を引退し実業家、弟は障害者スポーツ選手として平昌五輪に出場、そしてメロはガンガンズンズングイグイ行くところまで行って、今では船場センタービルの居酒屋で働いておられるそうです。

この街で作られているもの

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満月ポン/住之江区東加賀屋二丁目「松岡製菓」で製造されている小麦粉せんべい。醤油味の素朴なポン煎餅は世代を超えて親しまれる大阪人のソウルフード。関西地方のスーパーでは当たり前のように置かれているが、一歩関西から外れると殆ど売られていない。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅

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