大阪市平野区

喜連瓜破

大阪市平野区

旧平野郷の南側にあった「喜連村」と「瓜破村」の双方の名を取ってつけた駅名は“難読駅名”扱いされがち。旧東成郡と旧中河内郡に跨っているので、ここいらがかつての“国境地帯”だったわけだ。昭和の時代には大阪近郊のベッドタウンの一画にもなり宅地開発が進んで、市営住宅ばかりが立ち並ぶ地域になってしまっている。大阪屈指の面積を誇る瓜破霊園が有名。

歴史・街のうんちく

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街のツッコミどころ

「ダイヤモンドシティ・東住吉ショッピングセンター」の呼び名を知るのは年寄りくらいか

イオン喜連瓜破店/今ではみんな「イオン」になっちゃってますが、昔は「ダイヤモンドシティ」と呼ばれていたジャスコ・三菱商事共同出資のショッピングモールの第一号店舗「東住吉ショッピングセンター」だった場所。大阪万博のあった昭和45(1970)年から現存している古い店舗で、今もなお喜連瓜破土着民のお買い物拠点である。

大和川の南、大阪市の実質飛び地「瓜破南」にあった謎の温浴施設、今は…

リフレうりわり/大阪市の本体とは大和川で隔てられた南側、松原市域にめり込んだ実質飛び地の「平野区瓜破南」にあった温浴施設。近接する大阪市環境局平野工場(当時)からの余熱を利用していたものだが、場所が辺鄙なせいもあって2005年のオープンから赤字垂れ流しで、2011年には早々に閉鎖されている。結局民間に売却されて印刷工場になってしまっていた。これも大阪市のかつての箱物行政の失態の一例である。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄谷町線 喜連瓜破駅

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