大阪市阿倍野区

文の里

大阪市阿倍野区

昭和55(1980)年に南海平野線が廃止されたと同時に開業した、天王寺から八尾南までの谷町線の延伸部分は阿倍野から喜連瓜破の手前まで阪神高速14号松原線と並行している。この文の里駅も高速道路の真下に駅の入口があって、近隣にはJR阪和線の美章園駅、地下鉄御堂筋線の昭和町駅がある。駅前は文の里商店街、文の里明浄通といった古臭い商店街と、その地名が物語るように明浄学院高校、市立工芸高、府立阿倍野高などの高校が複数あるが、残念ながら大学もないし文教地区っぽさは皆無です。

歴史・街のうんちく

鋭意制作中

街のツッコミどころ

下町にやたらといるボランティア精神猛々しいおっちゃんがやらかしそうな光景

文の里駅前道路愛護会/谷町線文の里駅を降りて地上に上がるとそこらじゅうに注意書きやら「善意の傘」などが置かれた一画があって目を引く。地元のボランティアのおっちゃんが仕切っているようで自己顕示欲混じりの“善意の個人プレイ”が繰り広げられていた。この写真は15年近く前の様子ですけれども、ボランティアは今も健在なんでしょうかね。

駅前なのにかなり寂れた佇まいの「文の里商店街」

文の里商店街/文の里駅前から御堂筋線昭和町駅近くの松虫通までの間にあるアーケード街だが、駅前にも関わらずすんごい寂れまくっている。代わりに目立つのが、浪速区の新世界市場同様に「電通関西支社」がいっちょ噛んでいる、商店街にある土着商店をモチーフにした“いちびり”な広告ポスターの数々。しかし場所柄の違いなのか、こっちはお寒い雰囲気しか漂っていない。

天王寺からわずか二駅先の激廃れアーケード。営業していた店舗は寿司屋が一軒だけ

明浄通商店街/文の里駅前から文の里商店街とは反対側にあるアーケード街。商店街の名前通り、このアーケードを抜けた先に明浄学院高等学校(叶姉妹のうち叶美香などが出身有名人)があるわけだが、商店街自体は50メートルそこそこしかなく、やはり寂れた佇まいで昭和ムードそのまんま。「文の里 松寿し」という寿司屋が一軒だけ営業していたが、バッテラ等の大阪寿司(押し寿司)を出す店としては創業80年以上の老舗である。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄谷町線 文の里駅/地下鉄御堂筋線 昭和町駅/JR阪和線 美章園駅

近隣エリア

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