大阪市阿倍野区

西田辺/南田辺/鶴ヶ丘

大阪市阿倍野区

天王寺から御堂筋線で二駅目の「西田辺」。近所にはJR阪和線の「南田辺」と「鶴ヶ丘」。対外的には大手家電メーカー「シャープ」の大阪における創業の地として知られていて、同社の本社ビルが長らく駅近くの阿倍野区長池町にあった。街並み的には駅周辺が若干雑多な飲食街になっている他は特にツッコミどころもなく、大阪の都心近接エリアの中では比較的無難に生活できるエリアの一つとされる。駅前から南港通を西に向かえば高級住宅街の帝塚山や北畠などがある。

歴史・街のうんちく

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街のツッコミどころ

西田辺と言えばシャープというのも、過去のお話になりそうです

シャープ株式会社/阿倍野区長池町および西田辺町一丁目。創業者の早川徳次が関東大震災後の大正13(1924)年、大阪で事業の再起を掛けて「早川金属工業研究所」を当地で設立して以来、長らく同社の本社所在地だった。2016年に台湾企業に買収されると本社は堺工場に移転、長池町の旧本社ビルは解体され、現在は向かいの「田辺ビル」だけが残っている。跡地はニトリになるそうです…

小綺麗なマンションですわね…と思ったらUR賃貸住宅だった件

サンヴァリエあべの阪南/阿倍野区王子町四丁目。地下鉄西田辺駅の北西にある団地。元々ここは日本住宅公団の「阪南団地」だった場所で、昭和37(1962)年から建設された古い住居棟が連なる一帯だったものが全面建て替えで小綺麗なマンション群に生まれ変わった。大阪市内屈指の高級住宅街とされる帝塚山や北畠にも近接していて子育て世帯には人気が高いようだ。

今なお語り継がれる大阪の凶悪事件の舞台「旧三菱銀行北畠支店」

三菱UFJ銀行北畠支店/住吉区万代二丁目。あべの筋・南港通が交わる「播磨町」交差点の南西角。昭和54(1979)年1月26日にこの場所で起きた「三菱銀行人質事件」は日本のお茶の間に並々ならぬ恐怖と衝撃を与えた出来事として記憶されている。事件から40年以上経っているものの、当時「三菱銀行北畠支店」として営業していた銀行の建物は現役のままである。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄御堂筋線 西田辺駅/JR阪和線 南田辺駅・鶴ヶ丘駅/阪堺電気軌道 北畠停留所・姫松停留所

近隣エリア

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