副駅名に「大阪経大前」と付いている通り、駅の南側には大阪経済大学大隅キャンパスがある。大阪市内でも珍しく学生街か？と傍目には思うが、北側に隣接する南江口も含めて市営住宅ばかりの“いつもの大阪”的な街並みが広がっているだけである。谷町四丁目は「たによん」、蒲生四丁目は「がもよん」だが、ここが「ずいよん」と呼ばれているのは聞いた事がない。
歴史・街のうんちく
街のツッコミどころ
大阪経済大学／大学冷遇都市の大阪市内では珍しい四年制大学「大経大」。昭和24（1949）年に設置された私立大学で、地元大阪の中小企業への就職には強いとされる。生徒数7,000人弱と結構規模も大きいが、関大や近大のように大学の門前が顕著な学生街になっているわけでもない。ちなみに八尾市にある大阪経済法科大学はこことは全く関係がない。
市営南江口住宅／東淀川区南江口。神崎川に面し東海道新幹線の橋脚が走るこの界隈、やたらめったら市営住宅が多い。「市営南江口第一・第二住宅」と、元々府営住宅だったものが大阪市に移管された「市営南江口住宅」などがあり、合わせるとかなりの規模だ。そしていずれも高層住宅で、ベランダには巨大パラボラアンテナを掲げるお宅が多い。かなりの数の中国人住民が生活しているらしく、隣接する摂津市の工業地帯に勤める労働者世帯が多いようだ。
公共交通機関でのアクセス
地下鉄今里筋線 瑞光四丁目駅