大阪市中央区大阪市浪速区

難波/なんば

大阪市中央区

大阪市における二大繁華街の一つ「ミナミ」の一角を成す地域。梅田と対を成すように沢山の鉄道路線が乗り入れるターミナル駅と、大規模な繁華街が形成されている。よく言われる事が“キタ”はよそ行きの街、“ミナミ”は普段着の街という対比である。難波に電車一本で繋がっているのが河内や泉州、奈良や和歌山といった地域で、総じてガラが悪い。そうした気質が街にも現れる。吉本新喜劇に道頓堀川。総じて大阪らしいコンテンツが揃う。

歴史・街のうんちく

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街のツッコミどころ

インバウンド景気に湧いたのも昔、長引くコロナ禍で沈みっぱなしの道頓堀商店街

道頓堀商店街(道頓堀商店会)/ご存知ミナミの目抜き通り。大阪を代表する観光地として“コテコテ”でド派手な立体看板を掲げる店が密集するイカニモストリート。以前はインバウンド景気で外国人観光客がうじゃうじゃ蠢いていたがコロナ禍で一変、行列を成していたたこ焼き屋も閑古鳥。また定期的にDQNが騒ぐ名物スポットでもあり、戎橋の上から道頓堀川に飛び込むアホが出没。数年に一度は死者が出るのも毎度のこと。

難波最凶の心霊スポットと称される千日デパート跡地(現・ビックカメラなんば店)

旧千日デパート/千日前通沿い、千日前商店街の入口にそびえるビル、以前は「プランタンなんば」と呼ばれていたものだが現在はパチンコホール等経営の松原興産が所有し、大部分がビックカメラの店舗になっている。ここは昔「千日デパート」という商業ビルが建っていたが、昭和47(1972)年5月13日の深夜に火災が発生、7階で営業中だったアルサロに居た客やホステスが多数巻き込まれ118人が死亡する大惨事となった。かつて当地付近に「処刑場」があった事も輪をかけて、今でも心霊スポット扱いされる場所である。

難波の地で千日デパートと並んで火事の恐ろしさを思い知らせた個室ビデオ店火災現場

試写室キャッツなんば店/浪速区難波中三丁目。2008年10月1日未明、当時46歳の男が店内で放火、居合わせた客が巻き込まれ16人が死亡する痛ましい事件(大阪個室ビデオ店放火事件)が起きた。放火殺人事件としては2019年に「京アニ事件」が起こるまでは最悪の死者数を数えた事件である。事件後、店舗が入居していたビルは解体され、跡地はコインパーキングになっている。

あっちもこっちもパチンコメーカーだらけでんがな、難波元町

難波元町パチンコ村/難波八阪神社が鎮座する浪速区元町とその近辺にはパチンコ関連企業が集積する通称「パチンコ村」がある。東京の東上野に続く規模で、少し歩いているだけでも派手な広告を貼り付けたパチンコメーカーのオフィスを多数お目にかかる事ができる。ここも東上野同様ちょっとしたコリアタウンで、韓国料理屋や韓国系キリスト教会なんかも見られる。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄御堂筋線・四つ橋線・千日前線 なんば駅/南海本線 なんば駅/近鉄大阪線・阪神なんば線 大阪難波駅/JR大和路線 JR難波駅

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