地下鉄谷町線の南の終着駅。昭和55(1980)年に八尾市南西部、八尾空港の外れに開業。それ以前に付近で工業団地が造成される予定であった事から、検車場を設置する見返りに大阪市外である当地に駅が設置されたという経緯がある。それで駅前が物凄く寂しいのが特徴。特に駅北側の旧エプロン(駐機場)跡地は再開発もされず荒れた原っぱのまま。もうちょっとどうにかできんのかい。
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街のツッコミどころ
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八尾車庫/全長28キロ、大阪地下鉄最長路線「谷町線」の車両が一同に集う八尾南駅のホームからも見える地下鉄車庫。だらだら電車に揺られてこの駅に来ると「河内音頭」の到着メロディと共にこの景色が現れる。背後には生駒・信貴山系の山々が広がり、何もない駅前風景と合わせて見ると“別世界”に辿り着いた気分にもなる。仕事や学校のストレスから逃避したい時には捗りそうな場所だ。
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ミキハウス本店/地の果て感しか漂ってこない八尾南駅で唯一自慢こけそうなのが、駅前にデデーンとそびえる超有名な子供服ブランドメーカー「ミキハウス」(三起商行)の本店である。黒川紀章デザインの豪華社屋をぶっ建てるのになんと総工費100億円も掛けている。1991年築というのでバブル真っ盛りのノリだ。付近一帯は印刷・菓子製造業の工業団地となっている。
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八尾空港旧エプロン/八尾南駅のすぐ北側一帯はまるごとゴッソリ空き地が広がっており異様な光景を見せている。駅開業以前からあった空港の旧エプロン(駐機場)用地だったところで、現状では特に再開発される様子もない。空港のそばだし、タワマンを建てるわけにもいかないし、今後も使い道無さそうっすね…
公共交通機関でのアクセス
地下鉄谷町線 八尾南駅