東京の山手線と同じ環状運転をしている電車だと思ったら“遠心力”が働いて阪和線に飛ばされたりすることでお馴染みのJR大阪環状線。天王寺の一つ隣にあるのが「寺田町駅」だが、関空快速や大和路快速に乗ってはならないため、少し行きづらい不便さがある。駅周辺は大阪市天王寺区・阿倍野区・生野区の区境となっており、駅から少し東側に「生野本通商店街」があったりするなど、全体的に生活感が濃ゆい一帯である。
歴史・街のうんちく
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街のツッコミどころ
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生野本通商店街/JR寺田町駅から国道25号を東に歩いたところに入口があるアーケード街。東側に続く「生野本通中央商店街」「生野銀座商店街」を合わせると全長900メートルくらいあって、生野区では最も長いアーケード街ということになる。店舗構成はおしなべて庶民派一辺倒。土着下町民の生活の場として機能している。
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源ヶ橋商店会
JR大阪環状線寺田町駅から国道25号沿いに徒歩5分のところにある源ヶ橋交差点の角から東に伸びるアーケード街「生野本通商店街」とは別に、道路を挟んだ反対側に古びたアーケードを持つレトロ具合が凄まじい市場の入口が見える。これが源ヶ橋商店会である
源ヶ橋商店会/JR寺田町駅東の生野本通商店街から国道25号を挟んだ反対側にあるアーケード街。こちらは打って変わって寂れた佇まいを残しており、逆に味わい深さが出ている始末。花屋、化粧品屋、八百屋などぽつぽつと個人商店が開いている程度で後はシャッター通り。アーケードを抜けたところに「食品館アプロ源ヶ橋店」がある。
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源ヶ橋温泉/生野区林寺一丁目。生野本通商店街のアーケードを外れた住宅地の一角にあり、昭和12(1937)年に建設された当時そのままのレトロモダンな佇まいを残していた銭湯である。公衆浴場の建造物として日本初の国登録有形文化財であるが、建物の老朽化のため2019年1月に休業して以来、高額な維持費が仇となり再開することなく廃業。玄関上に自由の女神像が乗っているのは、やっぱり「入浴=ニューヨーク」というダジャレから来ているからだろうか。
公共交通機関でのアクセス
JR大阪環状線 寺田町駅