大阪市浪速区

恵美須町

大阪市浪速区

大阪ディープサウスエリアの入口、日本橋電気街(でんでんタウン)の南端部。通天閣がそびえる「新世界」が駅の南東側にあり、そして毎年初めの今宮戎神社の「十日戎」では沢山の商売人が参拝に訪れる。江戸~明治時代までは「長町スラム」(名護町)と呼ばれた貧民窟で、今も市営住宅が多数あるのはその時の名残りか。新世界は今でこそ有名観光地だが、素人が近寄ると危険な箇所も未だに多い。

歴史・街のうんちく

街のツッコミどころ

かつての日本橋筋商店街の名物、来た・見た・買うたの喜多商店。建物はまだある

でんでんタウン/正式名称「日本橋筋商店街」。日本橋三丁目交差点以南の堺筋沿いに広がる関西屈指の電気街のメインストリート的存在。90年代までは家電量販店が軒を連ね、家電を買うならココやで!というイメージがあったが、ヨドバシ梅田が開業した2001年以降はみるみる衰退を極め、特に恵美須町寄りのエリアは家電よりもエロDVD屋ばかりが目立つ。インバウンド目当ての免税店もコロナ禍で丸潰れ。

伝説的存在「軍艦アパート」があった場所…今では高層の市営住宅になってました

市営日東住宅/浪速区日本橋東。かつてこの界隈には「軍艦アパート」と呼ばれた住宅が並んでいた。それも戦前に建てられた鉄骨集合住宅で、下寺住宅、北日東住宅、南日東住宅の3つが存在していた。旧長町スラムの住宅改良事業として建てられたものである。いずれも2000年代に解体され、南日東住宅があった所に現在では高層の市営住宅が建て替えられている。

長町スラムの生き証人的医療機関「愛染橋病院」
【市営住宅】日本橋でんでんタウンの裏にドヤ街・釜ヶ崎の前身「長町スラム」がありました【軍艦アパート】 - 大阪DEEP案内
大阪市西成区萩之茶屋、太子およびその周辺一帯に日本最大級の簡易宿泊所密集地帯「ドヤ街」を形成している、通称“あいりん地区”こと釜ヶ崎地域。その歴史の始まりは明治中期であり、元々あった場所から移転させられてきたという事は過

愛染橋病院/社会福祉法人石井記念愛染園が運営する総合病院。明治時代の社会事業家で“児童福祉の父”と言われた石井十次によって明治末期、劣悪な生活状況にあった長町スラムの児童救済のための施設が作られたのが前身。病院事業が始まったのは昭和12(1937)年から。かつて存在した貧民窟の生き証人とも言える病院ですよ。

時代は令和なのにまだやってるよ!!新世界の裏国宝「新世界国際劇場」

新世界国際劇場/通天閣の真下にそびえる昭和5(1930)年築の老舗映画館。当初は“南陽演舞場”として開かれたが、戦後の昭和25(1950)年に映画館に改修され今に至る。3本立て1000円で見られる土着の労働者向けのお安い映画館でもあるが、特に“地下劇場”はソッチのケがある方々の社交場にもなっているので知らずに入ると危険です。

新世界のゲイバー密集地帯だった「土方センター」在りし日の姿

土方センター/新世界は観光地というだけではなく、性的マイノリティーの拠り所としての一面もある。特に中高年LGBT当事者にとっては聖地のような存在で、新世界の路地に入った古い飲食街「土方センター」にはソッチのケがある方々が集まるバーが多く見られた。付近の銭湯やホテルなどもその手の利用者が多いので、その点は念頭に入れて行動されるのが宜しいかと存じます。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄堺筋線 恵美須町駅/南海高野線 今宮戎駅

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