京橋の一つ手前、大川沿いにあるJR大阪環状線の駅。昔は桜ノ宮と言えば「週刊おとなのえほん」だったわけだがそんな事を言い出すのはエエ歳こいたオッサンくらいである。2010年代までは駅前の毛馬桜之宮公園沿いに不法占拠バラックが連なる異様な光景も見られたがそれも無くなった。駅前は商店街も無く、生活感の薄い街並み。駅前の源八橋を渡ると一転してOAPの近代的な超高層ビルがそびえる。
歴史・街のうんちく
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街のツッコミどころ
桜ノ宮古鉄街/JR桜ノ宮駅南側の毛馬桜之宮公園沿いにはかつて金属スクラップ業者ばかりが連なる「古鉄街」と呼ばれた一画があった。これらは大半が在日コリアンの経営で、近隣の大阪砲兵工廠と“アパッチ部落”の関連性も含め戦後の特殊事情が故に自然発生的に集まったものであろうが、こうした建物は全て河川用地を不法占拠していた。そのため2010年代に入って立ち退きが行われ、今では完全に姿を消している。
龍王宮/JR桜ノ宮駅の真ん前、大川を跨ぐ鉄橋の下に長年存在し続けていた不法占拠バラック。敷地は廃品回収業者のもので、主に在日コリアン一世の女性の間で信仰されてきたシャーマニズムの聖地として使われてきたもの。生駒山麓の朝鮮寺から巫女がやってきて、儀式をやっていたとされる。土地管理者が死亡した後の2010年に立ち退きが決まり解体された。
桜ノ宮ホテル街/桜ノ宮イコール“ラブホ”…そういう風に見られていた時期は過去のものとなりつつあるようだ。神社の「櫻宮」周辺が顕著なホテル街として昔からドピンクな雰囲気を放っていて、90年代まではサンテレビの深夜番組でお馴染みだった「もしもしピエロ」という名前のホテル、一応今でも残ってますけれども、あとは東横インに変わっていたりマンションに変わっていたり、ホテル街としてはかなり廃れてきた感じがする。
公共交通機関でのアクセス
JR大阪環状線 桜ノ宮駅