大阪市住之江区

コスモスクエア

大阪市住之江区

かつての大阪市のベイエリア乱開発「テクノポート大阪計画」の中心地。臨海部にオフィス街・商業施設を備えた副都心を整備する計画もバブル崩壊、都心からのアクセスの悪さもあってことごとく失敗に終わり、無残な赤字遺産のハコモノが乱立する姿を見せている。1997年の駅開業時は大阪市交通局とは別の「大阪港トランスポートシステム(OTS)」の路線でもあったため、電車賃が倍近く必要だった。

歴史・街のうんちく

鋭意制作中

街のツッコミどころ

コスモスクエア駅を降りたら目の前が海!遊歩道「シーサイドコスモ」

シーサイドコスモ/コスモスクエア駅前の岸壁沿いに整備された遊歩道。目の前に大阪港が一望できる癒やしスポットでもあり、現実逃避にうってつけ。実質的には地元民の釣りスポットとして愛用されていて、休日には釣り人がずらりと並ぶ光景も。ガチな釣り好きなら向かいのマンションに住んで、散歩ついでに毎日釣りが楽しめる抜群の生活環境か。

ベイエリア乱開発の負の遺産、ケッタイなガラスドームも放置プレイ「なにわの海の時空館」
【大阪ベイエリア負の遺産】海上に浮かぶ謎のガラスドームは総工費176億円…「なにわの海の時空館」
当記事は2007年以前に制作された「大阪民国ダメポツアー」の記事を移転、さらに加筆されたものです。文章が拙い上に当時の大阪市の行政への不満から毒舌ぶりが際立っていますが何卒ご了承下さい。なお「なにわの海の時空館」は2013年3月10日の営業

なにわの海の時空館/総工費176億円を掛けて2000年に開業した大阪市の「海事博物館」。海の上に浮かんだ格好の巨大ガラスドームという珍建築ぶりはバブルの余韻を思わせる。しかし開館以来赤字続きで、2013年には閉館に追い込まれる。跡地利用はそれから10年近く経った現在も何ら決まっていない。大阪がカジノ誘致に熱心なのも、こういう無駄なハコモノをどうにか有効活用したいからという思惑もあるはず。っていうか、カジノ以外に使いみちあるんかい!

コリア系でも一応ながら日本の一条校だそうですが、韓国の国旗しか掲げられてません「金剛学園」

大阪金剛インターナショナル小学校・中学校・高等学校/赤字遺産の南港コスモスクエアに鎮座する韓国系民族学校「金剛学園」。元々は戦後の昭和21(1946)年に在日コリアンが多く住む西成区で開校したものだが、2007年に当地に移転。日本の一条校でもあることから入学資格に国籍の要件は設けられていないとされるが、校門前にある3つの掲揚台には日章旗は掲げられず、校旗と韓国の太極旗の二つのみが掲げられている。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄中央線・南港ポートタウン線 コスモスクエア駅

タイトルとURLをコピーしました